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香水の量り売りは違法なの?薬機法に詳しいプロがわかりやすく解説!

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kaori

香料メーカーで研究職として働いていた経験から、香りや臭いについて情報発信しています|アロマテラピー検定1級|わたしも実際に使っている香水サブスク(COLORIA、SCENTPICKなど)の紹介|みなさんとワクワクしながら香りを楽しめる「香りハピネス」なライフを目指せたらウレシイです♪

悩む人

香水の量り売りって怪しくない?違法行為じゃないかな?

そんな疑問に薬機法の仕事(医療機器分野)にも関わっているkaoriがお答えします。

この記事は、「香水の量り売りは違法なのかどうか」について書いています。

そもそも「量り売りって何?」という人は「香水の量り売りとは?メリット・デメリットも詳しく解説!」で基本からわかりやすく解説しているので、ぜひお読みください。

結論からいうと、香水の量り売りは違法ではありません。

しかし、注意しなければならない点もいくつかあります。

この記事を読めば、量り売りについて薬機法の観点から理解することができ、香水の量り売りが違法ではないことがわかります。

何をすると薬機法違反になるかまでわかり、モヤモヤもスッキリするはず。

ぜひ最後までお読みください。

香水の量り売りは違法なの?

香水の量り売りは違法ではありません。

kaori

しかし、やり方を間違えると違法行為になることも・・・。

特に、個人が香水の量り売りを行う場合、知らない間に違法行為をしていることがあるので要注意です。

ちなみに、香りハピネスでは香水の量り売りをしているおススメの通販を紹介しています。

安心して利用できる通販なので、参考にしてくださいね♪

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さて、なぜそもそも「香水の量り売りが違法か?」という話が出てくるのでしょうか?

実は、薬機法が関係してきます。

薬機法とは?わたしたちの健康に関する安心・安全を守る法律

悩む人

え、ちょっと待って!そもそも薬機法ってなに?

薬機法(旧・薬事法)の正式名称は”医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律”。

長ったらしくてイヤになりますね・・・💦

意味としては名前のとおりです。

医薬品、医療機器などの

  • 品質
  • 有効性
  • 安全性

を管理するのはもちろん

  • 製造方法
  • 法定ラベル表示
  • 販売
  • 流通
  • 広告

などについて細かいルールを定めた法律です。

ものすごくザックリ言うと、薬機法は「わたしたちの健康に関する安心・安全を守るために定められた法律」だと思ってください。

なんのために薬機法で規制するの?

薬機法(旧:薬事法)なんてルールがなんであるんでしょうか?

それはもちろん、わたしたち消費者の安全を守るためです。

「ある化粧品をカラダにつけたら、皮膚がただれた・・・」なんてことがあったら大問題ですよね?💦

そんな危険が起きないように、薬機法では、さまざまな厳しいルールが定められています。

例えば、2013年(平成25年)カネボウ(親会社:花王)が販売した医薬部外品有効成分「ロドデノール」が配合された美白製品が回収となり大きな騒ぎになったことを覚えているでしょうか?

この製品を使った人の肌が"まだらに白くなる現象(白斑)"が確認されたんです。

症状の訴えは2万人近くにのぼり、今なお治療を続けている人も・・・。

このような悲しいことが起こらないようにすることはもちろん、何か問題があったときに速やかに対処することも薬機法で定められています。

香水は薬機法では"化粧品"扱い

意外かもしれませんが・・・

薬機法において、香水は化粧品に分類されます。

薬機法で、化粧品は次のように定義されています。

この法律で「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌ぼうを変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに、第一項第二号又は第三号に規定する用途に使用されることも併せて目的とされている物及び医薬部外品を除く。

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

香水は肌に吹きかけて使います。

「人の魅力を増し、身体に塗擦、散布する物」なので、香水は"化粧品扱い"となります。

つまり、薬機法で化粧品に適用されるルールは、香水でも同じように守らなければなりません。

さて、香水を自社製品として販売するためには化粧品製造販売業許可が必要です。

また、製造を行う場合は、化粧品製造業許可が必要です。

詳しく解説します。

化粧品製造販売業と化粧品製造業って何?

他社の香水をお店でただ販売するだけなら、特に必要な許可はありません。

しかし、自社の香水を製造販売する場合は、話は別。

つぎの場合、都道府県知事による許可が必要です。

  • 香水を製造するには"化粧品製造業"
  • 香水を自社製品として販売(製造販売)するには"化粧品製造販売業"

ちなみに"製造販売"とは、薬機法で次のように定義されています。

「この法律で「製造販売」とは、その製造(他に委託して製造をする場合を含み、他から委託を受けて製造をする場合を除く。以下「製造等」という。)をし、又は輸入をした医薬品(原薬たる医薬品を除く。)、医薬部外品、化粧品、医療機器若しくは再生医療等製品を、それぞれ販売し、貸与し、若しくは授与し、又は医療機器プログラム(医療機器のうちプログラムであるものをいう。以下同じ。)を電気通信回線を通じて提供することをいう。

医薬品医療機器等法第2条第13項
kaori

法律ってむずかしい表現が多いですよね・・・

わかりやすく大事な箇所を太字にしたので、読んでみてください。

化粧品製造販売業許可があれば、「君たちの会社はしっかりしているから、化粧品(香水)を市場に出していいよ」という"お墨付き"をもらっていると思ってもらえばOKです。

また、外国で製造された化粧品(香水)を輸入して国内に流通させる場合も、製造業や製造販売業の許可が必要です。

この場合、都道府県知事ではなく、厚生労働大臣宛に提出します。

化粧品外国製造販売業者
化粧品外国製造業者
  • 外国の製造販売業者の製品を輸入して、そのまま売る
  • 外国の製造販売業者の製品を輸入し、国内でラベルなどをして売る

許可を受けるには、厳しい監査もクリアする必要がありますし、それなりにお金もかかります。

だから、イチ個人が製造販売や製造をするのは、まず難しいと考えてOKです。

悩む人

製造なんてしないよ~、イチから香水を作ることなんてできないし。

製造ってことばを聞くと、自分たちでイチから作り出したものだけと思うかもしれませんが、それは全くの誤解です。

香水をあらかじめ別の容器に移し替えて、保管し販売するだけで、製造行為にあたります(小分け販売)。

つまり、化粧品製造業許可が必要となります。

kaori

ちなみにラベルを貼るだけでも、りっぱな製造行為(包装・表示・保管)なんですよ。

悩む人

容器に移し替えるだけで、製造行為になっちゃうんだ・・・

これには理由があります。

もし、移し替えた容器がカビや有害物質で汚染されていて、長い間保管されていたらどうなるでしょうか?

人に悪影響を与えるかもしれませんよね?

だからダメなんです。

「ただ香水を移し替えるだけなのに・・・」と思うかもしれませんが、しっかりした管理体制で製造することが求められます。

もう一度言っておきますが、自分で用意した容器に小分けして販売する行為は、薬機法違反なのでやめましょう。

さて、香水を量り売りする時には大きく二つの方法があります。

小分け販売分割販売です。

小分け販売と分割販売の違いは?

小分け販売と分割販売について説明します。

小分け販売
分割販売
  • あらかじめ別の容器に小分けし、販売
  • 化粧品製造業許可が必要
  • お客さんの求めに応じて必要な量だけ補充し販売
  • 化粧品製造業許可が不要

小分け販売については、すでに説明したとおりです。

作り置きをしたら製造行為とみなされるので、化粧品製造業許可が必要となります。

しかし、一般人にこの許可を取得することは、ほぼ不可能。

基本的には小分け販売はできないものと考えてOKです。

そのため、個人による量り売りショップは分割販売を行うケースが圧倒的に多いです。

分割販売では、消費者が求める量をその都度販売する方法です。

化粧品の分割販売については、当時の厚生省薬務局監視指導課が平成4年9月10日事務連絡として発出しています。

この場合、 製造行為にはあたりません。

しかし、守らなければならないルールがあります。

  • 分割販売者の氏名or名称
  • 分割販売者の住所
  • 製造番号
  • 分割販売日

などを毎回お客さんに提示する必要があります。

・・・仕事でもない限り、これも一般の人が行うのは大変ですよね?

そのため、一般の人が「香水(化粧品)を一部抜き取って販売」するのは、正直おススメできません。

フリマやオークションサイトの違法販売が後を絶たない?

フリマやオークションサイトなどで、一般の人が小分け販売をしているケースもあるようです・・・

しかし、薬機法違反なので、どんなに安くても購入することはやめましょう。

あなたも違法行為に加担することになりますし、何よりそんな香水を肌につけるのは危ないです。

もちろん、余った香水を小分けして友人や知人に売るのもNGですからね!

香水サブスクって安全なの?違法性はないの?

悩む人

香水サブスクだって”少量”で販売しているんだから、自分も香水を小分けして売っても大丈夫だよね?

イマ人気の香水サブスクリプション(香水サブスク)

香水サブスクも少量の香水を販売しているので、「違法行為をしてないのかな?怪しいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、有名な香水サブスクや類似サービスは、すべて化粧品製造販売業許可や化粧品製業許可を取得しています。

なぜなら、全ての会社で化粧品製造販売業許可・化粧品製造業許可を取得しているからです。

kaori

Celesについては、HPに記載がありませんが、当ブログで確認済みです♪

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まとめ:量り売りは違法行為ではない!薬機法違反には加担しないようにショップを選ぼう!

この記事では、香水の量り売りについてくわしく解説しました。

まとめです。

  • 香水の量り売り自体は違法ではない
  • 香水の製造販売・製造にはそれぞれ都道府県知事による許可が必要
  • 小分け販売は製造行為、分割販売は製造行為ではない
  • 薬機法違反している販売者から香水を購入してはダメ
  • 香水サブスクは違法ではなく、安心して使える

安ければ何でもいいと思い、薬機法違反している販売者から香水を購入する人もいます。

しかし、この記事を読んだあなたはそんなモラルもコンプライアンスもない行動は取ってほしくありません。

法律は正しく守り、安全に香水を楽しんでくれたらウレシイです!

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