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ローズはどんな香り?効果効能や精油についてくわしく解説!

ローズはどんな香り?効果効能や精油についてくわしく解説!
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夜明け前のまだ暗い朝。

甘い香りが漂う収穫時期を迎えたバラの畑で、農夫たちが両手を使い、朝露が残る花を手際よく摘み取っていきます。

香りが一番芳醇な早朝のバラを、いかに早く摘み取って蒸留するかが、高品質の精油を取るための大切な条件だからです(※1)

バラはまるでドレスのような美しい花びらが特徴的ですが、その優雅な香りには、ストレスや緊張を緩和したり、幸福感を与えたりする効果のほか、女性特有のカラダのトラブルを改善するのに役立つといわれています。

この記事では、世界中の人々から愛されているローズの香りや効果効能について、くわしく解説します。

kaori

ローズの香りを日々の暮らしに取り入れれば、ほかの人とはひと味違った優雅な生活を送れること間違いなし。

ぜひ最後までお読みください。

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目次

ローズはどんな香り?

ローズ(rose)
ローズ(rose)

抽出方法によって精油の成分や比率が異なるため、同じローズでも香りは違った印象を受けます。

それぞれの香りの特徴について、解説します。

ローズオットー

水蒸気抽出法で生成されたローズオットーの香りは、バラが咲き始めたときの初々しくフレッシュな香り。

控え目でエレガントな印象があります。

多く含まれているシトロネロールは鎮静作用があり、気分をリフレッシュしたいときに効果的です。

ローズアブソリュート

生成時に熱が加えられないため、香りの成分がそのまま抽出されるローズアブソリュートは、バラそのものの甘く華やかな印象の香りです。

一般的にこの香りを嗅ぐと誰でも“バラの香りだ”と感じることでしょう。

香気成分として多く含まれてるフェニルエチルアルコールには、リラックスしたり幸福感をもたらしてくれたり、また女性特有のカラダの不調を改善したりする効果があります。

香りだけでなくその成分は、最近の研究で毛乳頭を活性化することが明らかになり、育毛剤の主成分として配合された商品が誕生しました。(※5)

ローズとは?

原料植物名ローズ(ダマスクローズ)
別名ペルシアンローズ、ロサダマスケナ
科名バラ科
学名Rosa centifolia/Rosa damascena
主な産地ブルガリア、トルコ、モロッコ、フランス、イランなど
主な抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法、 溶剤抽出法
成分例水蒸気蒸留法:シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、リナロールなど
溶剤抽出法: フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、シトロネロールなど
ローズ(ダマスク・ローズ)の基本情報

ローズ(薔薇、バラ)は昔から交配・改良が繰り返されてきた花で、その数は何万品種ともいわれています。

種類は大きく3つに分類されます。

  • 「ワイルドローズ」
  • 「オールドローズ」
  • 「モダンローズ」

アロマテラピーのローズ精油の原料となるバラ「ダマスクローズ」は、品種改良される前の原種「オールドローズ」に属します。

ここでは「ダマスクローズ」にフォーカスして、その香りや効果効能について、くわしく解説します。

ダマスクローズとは?

ダマスクローズ
ダマスクローズ

ダマスクローズとは、「ダマスク系の香り」を持つバラを総称した呼び名で、アロマテラピーのローズ精油の原料。

品種改良される前の原種「オールドローズ」に属するバラで、その花や花弁に含まれる強く優雅な香りが特徴です。

化粧品などにローズの香りとして使われるのは、ほとんどがダマスクローズですので「ローズの香り=ダマスクローズの香り」であるといえるでしょう。

代表的な品種「カザンリク(別名 ロサダマスケナ)」は、ブルガリア、トルコ、モロッコ、イラン、中国など世界中で栽培されています。 その中でも高級ブランドの香水などに使われているほど、香りが良いのはブルガリア産のダマスクローズです。

ローズ精油の主な抽出法

バラの花から精油を作る方法は主に2つあり、その方法によって精油の成分や比率が変わるため、効果効能だけでなく香りの傾向が異なります。

水蒸気蒸留法

10世紀頃には確立されていた製法で、朝摘みしたバラの花と水を窯に入れて数時間~1日かけて熱し、そこから出た香り成分を含む水蒸気を冷やして、油層(精油)と水層(ローズウォーター)を生成します。

この方法で作られた精油は「ローズオットー」と呼ばれ、美しい黄金色をしています。

花びら約5tから約1㎏しか抽出できない大変希少価値の高い、高価な精油です。

鎮静効果のあるシトロネロールを多く含み、その抽出方法の安全性(人工的な溶剤を使わない)の高さから、スキンケアや食品など幅広く使われています。

一方、水層のローズウォーターは無色透明です。

溶剤抽出法

溶剤を使って精油を取り出す方法で、水蒸気蒸留法と同様に朝摘みのバラを使います。

バラの花弁を揮発性の溶剤(ヘキサン、トルエンなどの有機溶媒)に浸し、コンクリートと呼ばれる蝋(ろう)になります。

これをアルコールなどで抽出したものが「ローズアブソリュート」で、水蒸気蒸留法では取り出せない成分も抽出でき、また熱による成分の損傷が少ないため、香りの成分をそのまま取り出せるメリットがあります。

また、水蒸気蒸留法よりもコスト的に優れているのも特徴で、ローズの香りの成分であるフェネチルアルコールを多く含みます。

一方、抽出時に使用する有機溶媒が残留する可能性も否定できず、その悪影響を心配する人もいます。

しかし、通常ほぼ100%除去されているので、過度に心配する必要はありません。

ローズの効果効能・生理・心理効果

ローズ精油に含まれる成分やその役割について、解説してきました。

ここではその効果効能や生理効果、心理効果について、具体的にご紹介します。

効果効能

ローズの華やかな香りは、人の心を癒し元気を取り戻してくれる作用があり、落ち込んだり傷ついたりした気持ちを良い方向に導き、幸福感を抱かせてくれます。

また鎮静作用もあり、緊張や興奮を解きほぐす効果も。

ローズ精油は、肌の炎症や吹き出物を抑える効果や乾燥を防ぐ保湿効果もあります。

アンチエイジングにも役立つことが報告されており、女性の味方といえる精油です。

生理効果

月経前のイライラや更年期障害の症状を緩和し、女性ホルモンのバランスを整えてくれます。

また脳内に「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌を促すだけでなく、分泌されたオキシトシンがさらに血管を通して肌まで届き、肌の幹細胞を活発化させることで、若々しい肌に導く効果があることが報告されています。

またバラのストレスを緩和させる力は、皮膚のバリア機能をアップさせ、美肌につながる作用があることも明らかになっています。(※2※3)

心理効果

華やかな香りは、ストレスや緊張を和らげ、心を高揚させ幸福感を抱かせてくれたり、緊張した気持ちをほぐしたりしてくれることは、前述でご紹介したとおりです。

ある研究によると、男性はローズの香りを嗅ぐとロマンチックな気分になり、特に女性がその香りをまとうと、交感神経などが活発化し「ドキドキした緊張感を感じる」などの傾向が現れることが報告されています。(※4)

ローズの精油と使い方

とても高価なローズ精油ですが、実際にはどのようにして暮らしに取り入れていけばよいのでしょうか。

ここでは、ローズ精油の使い方や活用方法についてご紹介します。

心とカラダのバランスを整えたいとき

ローズ精油から拡散される香りを嗅ぐ芳香浴法を取り入れます。

ハンカチに1滴垂らして持ち歩く方法は、いつでも気軽にローズの香りを感じることができ、イライラした気分や感情を抑え、心を落ち着かせてくれます。

アロマポットやアロマディフューザーで楽しんだり、バスタイムに湯舟に数滴垂らすことも、少し贅沢ですが、高いリラックス効果が得られるでしょう。

手作りのアロマスプレーも、気軽にローズ精油の効能を取り入れられる方法です。

スキンケアに

また肌の炎症や吹き出物、肌の老化や乾燥への保湿効果もあり、肌のトラブル解消やアンチエイジングに役立ちます。

ホホバオイルに数滴混ぜてローズオイルを作り、顔や手などの気になるところに、マッサージしながらやさしく馴染ませます。

スキンケアに取り入れる場合は、抽出方法の安全性から、ローズオットーを使いましょう。

大量に使うことのできない高価な精油ですので、他の精油とブレンドして取り入れることもおススメです。

ベルガモット、クラリセージ、ゼラニウムラベンダー、フランキンセンスなどが、相性の良い精油です。

スキンケアをしながら、ローズの香りの効果効能も得られることでしょう。

ローズの精油の禁忌(注意点)

肌に比較的安心して使用できる精油ですが、個人差があるため少量で試しながら取り入れるようにしましょう。

kaori

また、女性ホルモンに影響を与える効能があるので、妊娠初期などには使用を控えます

ローズ精油は、その製造工程ゆえに希少価値の高い、非常に高価な精油であることは、先に解説した通りです。

ローズオットーは低温で凝固する性質がありますので、その特徴に当てはまらないもの、あまり安すぎるものは、他の原料でカサ増しされている可能性があり、注意が必要です。

このあと紹介する適正価格で販売している、信頼できるお店から購入するようにしましょう。

おすすめのローズ精油と買える場所

おすすめのローズ精油(エッセンシャルオイル)を紹介します。

ここではローズオットーを紹介していますが、ローズアブソリュートも同じ店で販売されていますので、サイト内をチェックしてみてください。

目安は3mlで1万5千円~2万円程度です。

悩み人

高い!!

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ローズ精油はこれくらいするのが普通です。
くれぐれもこぼさないように注意しましょう💦

フレーバーライフエッセンシャル
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アロマテラピー専門メーカーが扱う精油です。

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ローズと文化

ダズンローズ(dozen rose)
ダズンローズ(dozen rose)

バラはその美しい姿かたちと香りで、古代から人々を魅了してきました。

ギリシャの神話やクレオパトラ、マリーアントワネットとの逸話、古代フレスコ画のモチーフなど、歴史や文化、芸術の中でさまざまなカタチで登場していることから、その魅力が与える影響力の大きさが伺い知れます。

主な産地のひとつであるブルガリアのカザンラク地方では、バラの開花時期に合わせて毎年6月の最初の週末に「バラ祭り」が行われます。

1903年から続くイベントで、民族衣装をまとった人々のパレードや音楽に合わせての舞踏、またその年に選ばれた「バラ女王」の戴冠式、そしてバラ摘み体験などたくさんのイベントが盛大に開催されています。

また、ヨーロッパではその昔、男性が女性にプロポーズする際に、女性の家までの道のりで野に咲くバラを摘み取り、それぞれに思いを託して手渡し、結婚を申し入れるという習わしがありました。

この風習を「ダズンローズ(Dozen rose)」といいます。

12本のバラ(※)にはそれぞれ「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味が込められており、プロポーズの言葉とともに、相手にそれらを誓います。

※1ダース12本という意味

プロポーズを承諾する女性は、12本のバラの花束の中から「自分が相手にする誓い」または「相手に一番大切にして欲しい誓い」の意味のバラを1本抜き取り、花婿に贈ります。

現在の結婚式で用いられるブーケ、ブートニアはこれに由来しています。

ローズは、古代から現代に至るまで、私たち人間の文化や歴史に深く関わっている花なのです。

ローズの花言葉

ローズ(薔薇)の花言葉は「愛」「美」です。

花の色別で付けられたもの、色の濃淡で付けられたものもあり、数多くの花言葉が存在します。

また送るバラの本数に意味を持たせることもあります。

ここでは、色別の代表的な花言葉をご紹介します。

ローズの花言葉
  • 赤 「あなたを愛しています」「愛情」「美」など
  • ピンク 「上品」「しとやか」など
  • 黄色 「友情」「思いやり」「嫉妬」など
  • 白 「純潔」「私はあなたに相応しい」など
  • 青 「夢がかなう」「奇跡」など

ローズに関するよくある質問

ローズに関するよくある質問を解説します。

ローズの香りの特徴は?

ローズ精油には2種類の抽出方法があり、その方法によって取り出される成分が異なります。

香りにもそれぞれの個性があり、水蒸気抽出法で抽出された「ローズオットー」はスッキリとした控え目でエレガントなバラの香りである一方、熱を加えず溶剤で抽出された「ローズアブソリュート」は誰もがバラの香りと認識するような、花そのものの濃厚で華やかな香りです。

より香りを楽しみたい場合はローズアブソリュートがおススメです。

香りに若干の違いはあるものの、ストレスを解消したり、緊張感をほぐしたり、沈んだ心を高揚させ幸福感を抱かせたりと、心に良い効果効能が期待できます。

ローズはどんな香り?効果効能や精油についてくわしく解説!

まとめ:ローズのチカラを味方に

古代から世界中の人々に愛されている花「ローズ」の香りや精油の効果効能、暮らしへの取り入れ方などについてくわしく解説しました。

その美しい姿や華やかな香りだけでなく、香りを嗅ぐことで得られる効果効能やオイルに含まれる薬効成分などは、ローズは文化・芸術・医療などのさまざまな分野で取り上げられ、いつの時代にも私たち人間を魅了し続けています。

特にローズの効果効能は、女性ホルモンの乱れを調整したり、乾燥肌やアンチエイジングに効果があったり、疲れた心を癒し幸福感を与えてくれたりと、女性にとって嬉しいものばかり。

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忙しい毎日だからこそ、日々の暮らしにローズが持つチカラを取り入れてみてくださいね。

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参考文献

  1.  佐々木薫.”ブルガリア・カザンラク ブルガリアンローズ”.生活の木ライブラリー.2017
  2. 日本アロマ環境協会.”バラの香りの美肌作用”.2013
  3. ノエビア.”香りで幹細胞が元気になる”.2009
  4. ノエビア.”生体内たん白質の育毛に作用する効果”.2007
  5. カネボウ化粧品SALA調べ.”香りが男性の気分に与える効果を検証”.株式会社カネボウ化粧品.2012
精油の香り・香気成分に関する記事
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